当院では2001年から導入し、多くの臨床データを患者さんの治療にフィードバックしています。日本美容外科学会やセミナーで報告し、その効果には高い評価を得ております。 当院で用いているフォトフェイシャル（ＩＰＬ）はルミナス社の製品で医師が治療に用いる日本で薬事承認(治療効果が認められたもの)された機種です。世界的に広く用いられているレーザーです。次々と新しい治療機器が世にでていますがいずれも長短があり忘れられていくものもあります。その中で、私が思うのはフォトフェイシャルはおそらくアンチエイジング治療の歴史に残るであろう、優れものだということです。

しかしいくら機械が優れていようと本当に良い結果をひきだすには医師が直接照射することが重要です。ですから当院では矢永博子もしくは、今浪美樹医師の2人の女性医師が照射します。ご安心ください。 フォトフェイシャルの効果を上げるには徐々に照射の光の強さを上げていく必要があります。また、560nm,640nm,590nmと3種類の波長、3つのヘッドを組みあわせて使い、それらの使い方をプランニングしてゆくことが大切です。これらは医師が判断して患者さん個々人に合わせて最善の治療を行わなければならないからです。
フォトフェイシャルがすばらしいのは照射後すぐに洗顔、お化粧ができること、つまり、ノーダウンタイムです。

副作用）
ノーダウンタイムで大きなものはありません。
シミが浮き出て黒ごまのように浮き上がることはありますが7週間程度で消失します。

いろんな美容法や化粧品、施術を試してこられた方も、最後はフォトフェイシャルによるメンテナンスにおちつかれます。高いお化粧品にあれこれ投資するよりも一度フォトフェイシャルをうけてみられてはいかがでしょうか？実績ある安全なフォトフェイシャルの治療は私も続けています。
ピコレーザー、オバジゼオムシステム、イオン導入、ケミカルピーリングとの併用でさらに相乗効果がえられます。

顔、首やからだにできるざらざらとしたイボは皮膚の加齢変化で生じます。スキンタックとか老人性疣贅（いぼ）といわれるものです。ウルトラパルス炭酸ガスレーザーを治療に用います。 照射したあと数日間は茶色になったり、かさぶたができますが、7日くらいですぐにとれてつるつるの肌になります。一回でとれるので心配はありません。
翌日からシャワーや入浴も可能です。

ホクロは炭酸ガスレーザーやウルトラパルス炭酸ガスレーザーで比較的簡単にとれます。施術時間は1個に対して約5分です。
ホクロをとったあとは肌色のテープを貼ります。テ-プのうえからお化粧もできますし、翌日から洗顔もできます。大きなホクロの場合はお化粧はテ-プの上からできますが、はしばらく避ける方がよいでしょう。というのはお化粧の粉などがはいると傷が治りにくくなるからです。 また、ホクロをとったところは一時的にへこみますが、約２〜３週間軟膏治療をして、テープを貼っておくと下から皮膚が盛り上がって平らになり、皮膚の色はピンク色になります。ピンク色の時期は２～３ヶ月続きます。この時期は紫外線にあたらないよう日焼け止めで遮光しましょう。

レーザー治療後1ヶ月すると続発性色素沈着といって一時的にホクロをとったところがピンク色ではなくて茶色くなることがありますが、これに対しては当院のシミ取りクリームでぬれば色はとれますので安心してください。
　大きいホクロは数ヶ月すると少し残ったホクロ細胞が部分的に再発することがありますが、追加照射できれいにとることができます。
レーザー治療後3〜4週目にはかならず診察に来て下さい。というのは適切な後療法を行うことで陥没や盛り上がりの予防ができるからです。